房総リザーバー釣行

最近は毎週のようにお友達の藤倉さんとリザーバー釣行に出ておりまして、そこそこ釣れてはいるんですけど、昨日は冷たい雨で急に水温が下がったのか、厳しい戦いを強いられました。プラジョンジョンや小さなルアーを使ってのギル調査(来週は僕主催の「スピンキャストNo.1大会」がありますので)も兼ねての釣りだったのですが、ギルの方もあまり食い気がなく、難しかったです。プラジョンジョンのようにヨコ移動するものは、つつきはするけれどしっかり食ってくれず、バスに至っては一切反応なし。テキトーに作った小型ポッパーやダーターで、点の誘いをすると時々食ってくれるので、ギルの数はなんだかんだ10匹くらいは釣れましたが、ほとんど5センチくらいのお子ちゃまサイズで、渋いなーという印象でした。

バス狙いでWスイッシャーやペンシルを使っても、バスの反応はなし。そこで、やどかりトップトウストアのイベントでも販売した「パリケビー2」を使ってみました。

元案はトップケビーやフィンチェルーの穴空きタイプで、パリケビー1がタテ方向の穴だったのに対し、こちらは元案のトップケビーに寄せたヨコ方向の穴が特徴です。

で、なぜかこのルアーにだけ反応があるのです。このルアーは首振りなどはできず、低浮力なので着水後、ボディはフロントアイの辺りを残し垂直っぽい浮き角度になるのですが、チョンッ、チョンッとロッドアクションをつけると、ペコッ、ペコッとお辞儀するように移動距離の少ない、カエルのような動きをします。この時、穴の部分がチョボッ、チョボッとチャガー音のようなものを出すのですが、どうもこの日はそのチャガーサウンドがキモだったみたいで、このルアーだけでしっかりしたバイトが5回もありました。またこのルアーで音を立てた近くで急にボイルが起きたり、どうもバスの捕食スイッチを刺激している感じでした。

で、釣れた1匹。結局バスはこの日二人でこの1匹しか釣れなかったのですが、ずっと他のルアーを投げていた藤倉さんにはバスのバイトはなく、短時間使ったパリケビー2だけにバスのバイトが集中したのでした。新作だからプロモーションのやらせと思われるかもしれませんが、本当なんですよ。不思議なことってあるものですね。

帰り際、一人でキャストを繰り返しているトップウォータープラッガーに出会ったのですが、その方の話を聞いて納得。なんとその方は、チャガーで49センチのバスを釣ったとのことでした。Wスイッシャーで子バスもヒットしたそうでしたが、やっぱりこの日はチャガーな一日だったとのことです。自分が感じていた「チャガー音がキーになっているのでは?」という答え合わせができたみたいで、すごくスッキリしました。

難しかったけれども、自分の最新作で結果を出せて、すごく達成感に包まれた釣行でした。よかったよかった

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