トップトウvol.28間もなくです!

トップウォーターバスフィッシングに特化した日本で唯一の雑誌「トップトウ」の公式ブログです。

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ボンジュール、パリコレ工藤です。12月から更新してないってなんかもう笑っちゃいますが、トップトウの内容についてお伝えするのにはやはりブログが一番書きやすいのでこちらで失礼いたします。

さて、トップトウvol.28、間もなくリリースです。緊急事態宣言下の雑誌制作はこれまでにない困難に直面しまして、今回はいったん休刊かな?とも思ったんですけれども、SNSで読者のみなさんにご協力をいただいたり、なんだかんだちょっとずつ取材なんかもして、結果的にはかなりオモシロイ内容になったと自負しております。

まず表紙。これを見て「おやっ?」と来た世代の方もいらっしゃるかもしれません。今回も八百板画伯に描きおろしていただいた魂のこもった絵ですが、八百板さん、今回はタックルボックス誌時代の「あの感じ」で描いてくださいました。キャンバスにアクリル絵の具で描かれたこのタッチ、いや~どこか懐かしく、だけど攻めていてすごくいいですね。伝説の釣り雑誌タックルボックスの絵を担当されていた方にトップトウの表紙を担当していただけるなんて、考えると本当に贅沢なことだと思います。

巻頭特集は、コロナで取材がしにくい中で読者のみなさんに協力を求めた「あなたのリール&グリップ見せてください」。これ、苦肉の策だったわりにかなり反響がありまして、当初4ページの予定だったのを5ページに増やして掲載しています。2セット写真を送ってくださった方もいらっしゃいましたが、載せきれなくなってしまったため、やむなく1本ずつの掲載となりました。お許しくださいませ。トップ業界の有名な方たちの写真も掲載していますのでお楽しみに。

ガウラクラフト青芳さんの「耳を澄まして自然の声を聞いてみよう」は12月になんと8匹ものバスを釣ったというお話。アングラーの身になる話が詰まったページです。

新コーナー「管釣り最強ルアーを作りたい!」では、僕とOuch!ルアーの大内さんとでフザけながらも管釣りでアホみたいに釣れる最強ルアーの製作をめざしていきます。

そして今号で最も破壊力があるのが「ルアー千一夜別館」。今回はカープ高橋さんと僕の対談形式で、国産ルアーについていろいろと語っていますが、「コーモランが各社から大目に見てもらえる理由の考察」っていう、これまでどの釣り雑誌でも踏み込まなかったところまで踏み込んでおります。カープさんの探偵のような調査ですごいことがわかってきました。歴史的な考察ですので、かなりオモシロイですよ。

コロナ禍で世は「個人の時間を充実させよう」という流れになりましたが、そんな中でトップトウがオススメするのが「ルアーの写真をかっこよく撮る」という趣味。今回はスミスさんの広告写真を撮られているカメラマンの福原毅さんを講師として、ルアーの魅力を引き出す写真の撮り方を解説しています。目からウロコの方法と、魅力を引き出す光と影のとらえ方。一般のみなさんはもちろん、ハンドメイドルアービルダーさんなんかも読めば売り上げにつながるような内容ですのでぜひチェックしてみてください。今回のトップトウは全体的にこの時教わったことを実践しているので、写真がちょっとキレイになりました。

「イレクターズ ヴィンテージアウトドアギアガイド」のコーナーでは、コールマンの2バーナーモデル413Gをご紹介。キャンプシーンだけでなく、釣りの際にもあると便利なツーバーナーです。

「スピンキャストリールズ」では、1959年製でありながら現代のスピンキャストリールよりもはるかに高性能な「AIREX #324 Impala」を紹介しています。

「ナルサンの世界を釣る in USA」では、ナルサンの暮らすアラバマのコロナの状況についてや、コロナ禍の釣りについていろいろと書いてもらいました。

ムチョウワークス関さんの「全部もってけ」では、木を材料とするルアーの製作方法について、そのメリット・デメリットなどをふまえつつ紹介しています。これからルアーを作ってみようという方は必見です。

プロギタリスト和泉聡さんの「プレイギターオアダイ!! ゴーフィッシングオアダイ!!」では、東京湾のシーバスフィッシングの模様をレポート。インナーハンドマグナムやスーパースプークで釣りまくっています。

「トップトウレストアベース」、今回はレストアの前段階のカスタム。スポーツパル・アルミカヌーに椅子を取り付ける作業をしています。今回もグロデベさんにご協力いただきました。

津波ルアーズ元木さんの「プラッガーズアングル」では、最新型ではないけれど愛してやまない車のこと、さらにはものに対する愛情の大切さが語られています。トップウォータープラッガーのみなさんならばかなり共感できる内容だと思います。

リールズ宮宗さん執筆・ヒロ内藤さん監修の「ルアー・エクストラクト」では、今回スミスウィックのログについていろいろと掘り下げています。ヒロさんが「自身の釣りスタイルに大きな影響を与えたルアー」と語るログ。宮宗さんも想い入れのあるルアーだけに、かなり熱い文章となっています。

アウトドアコンシェルジュ御守さんの「キャンプキャンパーキャンペスト」では、「モーラ・ナイフ ウッドカービング106」をご紹介。キャンプなどで使うスプーンや食器を自分で削るためのナイフです。

「TOMO TUNE」今回の内容は、DCリールのバラし方。各モデルで共通点の多いDCのリールをバラす時の注意点などを書いてもらってます。

ルアーブランドグロデベの左さんによる「グロデベ日記」では、過去に興味をそそられたオールドルアーの話をしてもらいました。

「トップウォータープラッガーのためのカラダメンテナンス講座!!」では、ロッドのグリップを使った腰痛対策という、釣り人ならではのボディケアのやり方を紹介しています。

吉田正樹さんの「箱道」では、タックルボックス「ケネディ#1118-AL」について紹介。

久しぶりに復活した対談コーナーでは、今年行われる(かどうか今のところハッキリしませんが)パラリンピックのパワーリフティング日本代表候補・樋口健太郎さんにいろいろとお話を伺っています。事故で片足を失っても不屈の魂でガンガン前進する樋口さん。トップの釣りが好きで最近はナマズ釣りに夢中という樋口さんの「興味あることに全力投球」っていう姿勢は読むだけで元気をもらえちゃう内容です。

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全国発売はだいたい3月21日くらいからの予定です。トップトウストアでは、3月22日あたりから販売をスタートしたいと思います。なお、コロナで先が読めない世の中になってきました。僕自身がコロナに感染して本が作れなくなる可能性もないわけではありませんので、勝手ながら今年の「年間購読サービス」は中止することにしました。読者のみなさまにはご迷惑をおかけしますが、毎号の購入をよろしくお願いいたします。

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